社会保険に加入済みである顧問先様から、年金事務所から社会保険調査実施の通知が来たとの連絡がありました。
ここ数年で社会保険調査はかなり厳しく実施されています。
年金事務所の調査といえば社会保険未加入企業をあぶり出して、強制立ち入り調査を行うイメージが強いのではないでしょうか?
実は、すでに加入している企業を対象に従業員の社会保険の加入漏れがないかを調べる「総合調査」こそが年金事務所のメイン業務なのです。
顧問先様の調査もそれに該当し、以下の2項目を中心に調査されます。
①加入義務があるのに未加入の従業員はいないか
「労働時間」か「労働日数」が正社員と比べて3/4未満でなければ、社会保険に加入しなければなりません。
②標準報酬月額が実態に合っているか
実態の賃金とかけ離れた標準報酬月額を届け出ていないかを確認されます。
今回は呼び出し調査となり必要書類を揃えてお客様の代わりに年金事務所に出向くのですが、持参する書類は調査する方も大変なほど膨大な量です(^^;;
当日に向けてしっかりと準備していきます!
社会保険労務士 横山
☆個人の年金相談は取扱いしておりません。