助成金とは融資とは異なり返済不要の国からもらえるお金のことをいいます。
さらには受けた助成金については使い道が制限されることはありません(一部の助成金には使い道の報告義務があります)。
また中小企業が国の施策に合致するよう労働環境を引き上げるための「誘い水」の役割を果たしています。
つまり労務整備が進んでいない中小企業の労務分野を整備しようとするのが目的になっています。
◆返済は不要
助成金は公的融資と異なり返済義務がないため、リスクを負うことなく経営に必要な資金が得られ、社員教育等の事業を行うことができます。
◆企業としての信用度がUP
助成金の審査を通過するということは、国の審査を通貨通過したということであり、体外的に信用度が高まります。さらに他の助成金制度の審査のみならず、公的融資制度を利用する際にも有利になることがあります。
国の施策に沿った「誘い水」を受けたことが、進んだ制度を取り入れた企業として、国のお墨付きをもらった企業として、国からお墨付きをもらったということでもあるのです。
◆直接的な利益なので数百万円の売上に匹敵
仮に100万円の助成金を受けれたとします。これは”タダで貰ったお金=利益率100%の売上利益”と見るこ
とができます。
100万円の助成金は売上利益(売上ー売上原価)100万円で見ると、どれほど凄いのでしょうか・・・
・利益率50%の企業の場合、売上200万円が必要
・利益率30%の企業の場合、売上335万円が必要
・利益率20%の企業の場合、売上500万円が必要
◆子育支援の充実や福利厚生の充実で従業員満足度がUP
厚生労働省の助成金の多くは雇用支援や子育て支援など、従業員が働きやすい環境を用意するための助成金が多くあります。これらを活用することで従業員満足度の高い職場を作ることができます。
◆会社の内部書類を見直す機会になります
助成金の申請を行う際、資金の使途や事業の方向性等の様々な書類を作成するので、改めて会社の現状を把握した見直したり、よりよい事業計画を確立することができます。
☆個人の年金相談は取扱いしておりません。